アニュハセヨ〜 from シシクイ
今日は先週末に訪問していた韓国、釜山の情報をお届けします。
まだ日本のサーファーにはあまり馴染みのないエリアですが、
サーフィン、食べ物、ショッピングなど、
週末サーフトリップにとってもオススメのディスティネーションとなっていますので、
この機会にご紹介いたします!
今回の釜山行きに選んだエアラインは”AIR BUSAN(エアープサン)”。
出発2日前に予約しましたが、航空券代金はなんと!往復で15,500円!!
しかも往路午前、復路もお昼前後のフライトなのにこの値段は驚きです。
私は今回4泊5日の旅程だったので、
最後は早く帰りたくなることを見込んで復路も早めのフライトにしましたが、
復路を午後便にしても値段変わらずなので、たっぷり遊べちゃいます。
エアープサンの他にも、
ピーチエアライン、
チェジュ航空、
T'way などなど沢山のLCCが就航しています。
関空からのフライトはわずか1時間30分程度。
私が住んでいる徳島県宍喰から関西国際空港までは約4時間半。。。
せっかくチケット代払うならもう少し空の上を飛んでいたいものですが、
まぁ早いことに越したことはありませんね。
眼下には吉野川級の大きな河口が見えてきます。
ここの河口でもゆったりとロングライドできる波がブレイクするようです。
あっという間に入国審査を通過し、アレヨアレヨと空港の外へ。
今回で4回目の釜山トリップになりますが、
これもまたアレヨアレヨと目的地行きのバス停に辿り着き、
なんとなくの勘で2番のバス停へ。
プサンのメイン観光エリアは何と言っても海雲台(ヘウンデ)。
この乗り場から向かうことができます。
今回は釜山のお台場的、老若男女が集うホットな Gwangalli Beachエリア。
空港からバスで30〜45分、バス停はGwangan subway stationで降ります。
空港から一歩外に出ると一面のハングル文字。
いくら見たところで解読不可能なので、ここは無理して探そうとせず、
流れと雰囲気に任せて狙いを定め乗車。
バスは7000W/ウォン、電圧ではありません。
700円程度でラグジュアリー仕様になっているので、
なんだか気分も良く、快適なバスの旅を味わえます。
日本の高度経済成長期、多摩ニュータウンを彷彿とさせるマンション群。
今ではあまり見ることがなくなった「団地」的な群がいたるところにあります。
午後のトラフィックにハマり、予定より少し時間がかかりましたが、
目指すバス停まで約45分。
そこから歩いて10〜15分前後で潮の香りがしてきます。
ちなみに空港からタクシーを使えばダイレクトにホテルまで、値段も20,000W(約2,000円)で行くことができますので、ハラハラドキドキを求めない方は無理してバスを使わなくてもいいですね。
今回の滞在先はビーチフロントにそびえ立つ”KENT HOTEL”。
Gwangalli Beachの中央エリアにあるので何かと便利です。
部屋からの眺めもバツグンですが、値段は一部屋一泊10,000円前後。
今回は釜山市長のスポンサードがあったので、勝手にこちらを予約してもらいましたが、
選べば他にもビーチフロントで安く快適なホテルもあります。
そして、今回のメインイベントはこちら!
「KOREA OCEAN LEISURE SHOW」という名の展示会&トレードショー。
日本で言うところのインタースタイル的なイベントに参加するという名目のもと、
お気に入りの釜山へ足を運んだのです。
市が主催するビッグイベントとなっているので、期間中はサーフィン体験やSUP体験など
昼夜ともにプログラムもみっちり組まれていました。
街中でサーフィンができる不思議なエリア。
波は特別良いことはありませんが、軽い気持ちでオーシャンスポーツが楽しめる素敵なビーチです。
海から後ろを向くとアジアの喧騒とまでは言わないものの、
少しのスペースをせめぎ合う、ドキドキのドライビングシーンを見ることができます。
到着日はイベント会場の設営が行われ、
我がパビリオンサーフ&ロッジのブースも程なく完成。
こちらは韓国サーフシーンのレジェンド、
日焼け止め”ココサンシャイン”の輸入代理店をしているビョンソンさん。
メルセさんもガッツリとメインピークを抑えていました。
このソフトボードが欲しくて3回交渉しましたが、不成立に終わりました。。笑
イベント初日は朝からKBS社(韓国放送公社)の撮影依頼を受けて、
釜山サーフシーンのドキュメンタリームービーの撮影。
名も知れぬ日本人サーファーがこんな企画に出演していいものかと思いましたが、
腹を据えて快く快諾。
イベントの催しで行われていたサーフィン体験コーナー。
毎回10人以上、1日5ラウンド、まさに韓国のサーフィンブームを物語っていました。
コンディションは日本基準では「スネ〜ヒザ、20点▽」。
それでも参加者はみんな楽しんでいました。
気前よく配りまくっていました。
こちらはサーフィン同様に人気高騰中のSUP。
ビーチにはおびただしい程のボードが並べられ、
もちろん海にもありえない数のボードが繰り出して行きました。
週末午後には沢山の一般客が訪れてくれて、
韓国でのパビリオンサーフの宣伝もしっかりとできました。
そして気になるサーフィン情報。
イベントが始まる前の早朝から隣町のSong Jung Beachへ行ってきました。
ここはGwanganよりもコンスタントにサーフでき、サーフタウンとして発展しています。
まさに湘南。
道を挟んでおびただしい数のサーフショップ、カフェ、レストラン、ゲストハウスが所狭しと並んでいます。
晴れていたら海上がりにサーフィン見つつ、カフェで休憩。
想像を裏切るほどお洒落です。
老舗サーフショップの『SONG JUNG SURFING CLUB』。
品揃えも豊富で、道具が新しく、手ぶらで行っても楽しめます。
すごい数のレンタルボード。
波質的にもミッドレングス〜ロングボード向きなので、
レンタルでサクッと1ラウンド楽しむのがオススメ。
ソウルから週末サーフできていたコリアンサーファー。
「シシクイニモ ゼッタイ イクカラ〜」と言っていたかどうかはわかりませんが、
ヤル気はたっぷり。
ちなみに水温は冷たいので、シーガル〜3mmフルがオススメです。
下の写真は以前に釜山にきた時の波乗り写真。
GwanganとSongJungの間に位置する海雲台ビーチ。
Gwanganからは車で10分くらいの距離。
うねり次第では腰〜腹前後のコンディションで楽しめます。
韓国では夜のお付き合いがハードなので、ローカルと仲良くなったら気合を入れて頑張りましょう。
プレゼント用のフラワー自販機。
需要があるから存在する。
勉強になります。
饅頭ならぬマンドゥ〜
日本の餃子煮込みみたいな感じで、とてもマシソヨ(美味しい)です。
ということで、ザザッと釜山トリップのご紹介でしたが、
とにかく近い、安い、美味い、面白いということで、
週末絡みの2泊3日、それも難しいけどどこか行きたい人は1泊2日でも十分楽しめます。
どこか海外トリップ行きたいけど休みが取れないな〜という方は、
ぜひ一度釜山トリップ計画してみてください!
さらに詳しい情報が知りたい方は直接聞いてくださいね。
【お問い合わせ】
PAVILION SURF&LODGE
0884-76-3277